映画は最高の娯楽さんの映画レビュー・感想・評価

映画は最高の娯楽

映画は最高の娯楽

映画(902)
ドラマ(0)
アニメ(0)

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.2

とにかく圧倒的な臨場感。

凄まじい音響と写実的な描写の恐怖。

銃社会、2つに分断されたアメリカを横断する最悪のロードムービー。

アメリカが終末に向かうという状況で描かれる様々な人間の立場の描き方
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

原作ほぼ未読ながらもしっかり楽しめた。

漫画は5巻まで読んだぐらいでの鑑賞だったが、面白かった。
最低限、ポスターアートの各キャラクターの名前ぐらいは知識として入れて鑑賞したいところ。

1つの試合
>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー(2024年製作の映画)

3.8

いつの時代も変わらない軽い笑いとアクション!

いい意味で緩い、丁度いい見せ場が随所に散りばめられていて、破天荒な、見たかったビバリーヒルズコップの空気感を存分に堪能できる。ドラマも流れを邪魔しない大
>>続きを読む

セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

4.0

怪作!!!
あらゆる環境変化、気候変動に適応したサメがセーヌ川へと現れる...
ジョーズ×ディープブルー的なスタイルでしっかり面白い。
セーヌ川のロケ撮影とサメのコントラストが新鮮。
うざったらしい登
>>続きを読む

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.0

エイリアンというテーマでできる限りのことをやった感。

新しいネタはもう出尽くしたというか、エイリアン入門編、再履修として楽しめる作品。

エイリアンがしっかり怖い、閉鎖空間での緊張感もあり、展開のテ
>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.3

相変わらずのトム・ハンクスの安定感。

一癖、二癖あるキャラクターを見事に、魅力たっぷりに演じ切る。
ふとしたご近所付き合いから始まる人間ドラマがとにかく素晴らしい。

正直オリジナル版の「幸せなひと
>>続きを読む

マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.7

なんと評価すれば良いのか...
フィル・ティペット監督渾身の作品であろうことが映像から凄まじく伝わってくる。

圧倒的な、狂気的な、作り込まれた映像、世界観。
ストーリーはあってないようなものというか
>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

丁度いい。

独自の世界観を冒頭でキッチリ見せて引き込んでくれる。
ストーリーがシンプルで、演出も外さない。
ホラーの緊張感とエクソシストとしてのラッセル・クロウの安心感が最高。

飛び抜け感はないも
>>続きを読む

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.0

20世紀マーベル供養映画。

なんというか、見ていて瞬間的な楽しさ、嬉しさはあるものの、鑑賞後の満足感はあまりなかった。
もうパターン化してきているというか、製作者側の「これを出しておけば満足するんで
>>続きを読む

バッドボーイズ RIDE OR DIE(2024年製作の映画)

3.9

俺たち一生バッドボーイズ

やっぱりマイケルベイ監督作が恋しい...
爆発量は物足りないが、前作での不満はいい感じにカバーされていて、これからの更なる爆発に期待したい。
前作同様にカーチェイスがないの
>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.7

予想以上に淡々としていて、感情の揺さぶりがあまりなかった...
フュリオサのドラマがあまり響かず。
どうしてもドラマチックさ、派手さを求めてしまうというか...
正直、あまり盛り上がりがなかった。
>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.7

何と言うか、飛び抜けた良さがないというか...
豪勢なvfx映画ではあったが、ここぞといった盛り上がりに欠けてしまう感じ。
前評判の怪獣ヤクザ映画という触れ込みからすると、若干肩透かし感がありつつ、も
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

変わった、変わってしまった世界。

名だたる俳優陣、多過ぎるほどの登場人物による終始ハイテンポな会話劇と、ノーラン監督お得意の時系列入れ替えで見せきるオッペンハイマーの物語。
良くも悪くも、今の人類は
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版(1984年製作の映画)

4.2

ついに見た「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」!!!
見ようかなと円盤を買ってから3年以上...
重い腰を上げてついに見ました笑
吹替があって助かった笑

229分という超大作、禁酒法の時代
>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.3

我が道をゆく

今作がDCEUの終わりなんて一切知ったこっちゃない潔さ、爽快な面白さ!
これぐらい吹っ切れてもらった方が諦めもつく!
制作中のゴタゴタエピソードを感じさせない、アクアマンの続編としての
>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.4

マイナスの恐怖...
想像を超えるゴジラの本気っぷりに正直ビビった。

圧倒的な恐怖としてのゴジラの見せ場、絶望を生きる人間たちのドラマが響いた。

映像面は流石の山﨑貴監督作で、映像の説得力、vfx
>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.3

地獄でも前に進む。

いつまでも休ませてもらえない、壮絶な戦いを彩る個性豊かな殺し屋たちがめちゃくちゃ良い!
しつこいぐらいのアクションシーンが最終作としてしっかり活きてる。

殺し屋1人1人にしっか
>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.6

実話ベースの王道サクセスストーリーで悪くはないものの、正直期待しすぎた感は否めない。

肝心のレースシーンがあまり面白くないというか、主人公のドラマを描くにあたって、その過程で何度もレースがあり、その
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

果たして今何のために何をしているか笑
今作も前作同様トム・クルーズのアクションありきのストーリー。
完全にトム・クルーズにアクションさせるためのストーリー。
ただそれでいてもしっかり面白い。

深く考
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.1

1作目にして確立された面白さ。

夢のあるガジェット(主に変装マスク)、緊張感のある駆け引き、そしてアクション、スパイ映画としてブライアン・デ・パルマ監督の手腕がいかんなく発揮された傑作。
鑑賞後の爽
>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.3

果てして今作を作る意味があったのか...
語るべき物語があったのか...
語ろうとする「老い」のテーマとインディジョーンズという作品のミスマッチさ。

アクション、ストーリー、キャラクター、テーマ曲の
>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.1

冒険アドベンチャー映画の原点にして金字塔。

冒頭からギミック満載の遺跡を始め、 1作目にして既にインディアナ・ジョーンズというキャラクターが完成されていて、冒険活劇がとにかく楽しい。
様々なロケーシ
>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.9

どうなる今後のDC映画!

ベンアフバッツにキートンバッツ!
フラッシュ映画でもありバットマン大活躍の嬉しい映画。オープニングシーケンス最高。

超高速のバレットタイムアクション、捲し立てるセリフとコ
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

ガーディアンズオブギャラクシー3部作、堂々の完結編。
(とは言いつつ、インフィニティーウォー、エンドゲーム、ホリデースペシャル等で描かれるドラマがかなり大きいので、単独作以外の鑑賞も必須)

満を持し
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

スーパーマリオブラザーズ!!!

前評判が良すぎ感は否めないものの、しっかり楽しい。

もっと見たいと思えるマリオの世界。ビジュアルはもちろん、ゲームからの落とし込みが絶妙。まだまだ未登場のキャラがい
>>続きを読む

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.2

文句のつけようがない、お手本のような映画。
改めて映画鑑賞体験の原点に立ち返らせてくれるというか、見ていても純粋に楽しく面白い。

正直最初は「長靴をはいた猫」という存在に興味がわかなかったが、これが
>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.8

見る前から期待もしていなかったが、結局いつものドウェイン・ジョンソン笑

ヒーロー映画としてしっかりキャラクターに魅力があり、派手な見せ場もありで普通に見ていて面白い。

いきなり初登場ヒーローvs初
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.1

“ナートゥ”をご存知か?

3時間、最初から最後まで見どころ盛りだくさん、ド派手な演出と丁寧な話運び、外さない展開が気持ちいい。言わずもがなナートゥナートゥが最高。
しっかり歌、ダンスシーンに意味合い
>>続きを読む

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.0

キャラクターがしっかり物語で生きている。
等身大で魅力的な登場人物とのロードムービー。
ロードムービーとして、今見ると当時の風景が新鮮で楽しい。
あてもなく旅がしたくなる。
ビールシーン最高。

事前
>>続きを読む

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.9

オープニングからいきなり怒られそうな感じが良い笑

アメコミ映画パロディはしっかり面白く、下ネタもありつつのコメディ展開が楽しい。

ストーリーも意外に練られていて、終盤はパロディシーンに感動すら覚え
>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.4

全体的に登場人物が多く散漫。

アタッシュケースを運ぶという物語の軸が弱く、キャラは多いが全体的に似たような展開の繰り返しで飽きる。

オシャレ編集?よく言われるガイリッチー的な演出でキャラクターの紹
>>続きを読む

ビースト(2022年製作の映画)

4.0

イドリス・エルバvsライオン!

ポスター、予告そのまんまの内容
がしかし、これが予想以上に面白かった。
シンプルな展開と高クオリティの映像。
ライオンのvfx、映像表現の本気度が半端なく、否応なしに
>>続きを読む

死霊のえじき(1985年製作の映画)

3.8

知能に目覚めるゾンビという視点が今見ても新鮮で楽しめる。

「ゾンビ」のショッピングモールに続き、今作は地下基地が舞台。限られたシチュエーションをフルに活用する感じが最高。
人数を絞った人間ドラマは見
>>続きを読む

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.7

トップガンよろしく、トニースコット監督ご機嫌なShakedownオープニングが最高

前作をしっかりと踏襲した続編で、キャラクターの再登場は嬉しく楽しい。お馴染みのテーマ曲も良い。
良くも悪くも1作目
>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

全編危険な香りがプンプンする感じが堪らない。

ライアン・ジョンソン監督はこの手の作品を中心にお願いします笑
「サスペンス=伏線」的な観客の要望を裏切らない。
個性豊かな登場人物、無駄のない話運び、最
>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.8

あれ?...
期待を裏切らない圧倒的な映像美には魅了されたが...

全体的にスケールダウンで物語の牽引力がない...
物語の緊張感、起伏がないというか、相変わらず主人公ジェイクの魅力がない笑
前作で
>>続きを読む