ツタヤ

フェイス/オフのツタヤのレビュー・感想・評価

フェイス/オフ(1997年製作の映画)
3.7
設定ははっきり言って荒唐無稽。ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの二人が入れ違った事を自分なりに納得して咀嚼して無理にでもごくりと飲み込めれば、あとは二人がどう対決していくのか演技とハラハラドキドキの綱渡りアクションで楽しめます。

冒頭から激しいアクションシーンの連続。空港でのチャーター機とヘリの激しい追跡シーンにはドギモを抜かれました。さすがはハリウッド。空港でニコラス・ケイジのコートがバッサァーとスローモーションで捲くれる描写が好き。

自分が映っている鏡越しに向かい合って撃ち合う場面も好きでした。二人の顔が入れ替わった上でのアクションでよく考えてあるなぁと感心。ジョン・ウー監督のナルシスト感漂う過剰演出も時折顔をのぞかせますが、この作品に関してはギリギリ許容内で収まっていたと思います。
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