殉職してアンドロイドとなった警官の活躍を描くSFポリスアクションドラマ「ロボコップ」シリーズの第2弾。
ピーター・ウェラーが主演、ナンシー・アレンがヒロインを演じ、トミー・ヌーナン、ダニエル・オハーリー、ベリンダ・バウアーらが共演。
凶悪犯罪が留まることがない近未来のデトロイト。警官たちは安い賃金に対してストライキを起こすなど、市は無法地帯と化していた。そのため警察業務は民間企業のオムニ社が請け負い、さらにはオムニ社はデトロイト市に融資し、それを担保に市までを手に入れようと画策していた。
一方でデトロイト市では、新型麻薬ヌークが蔓延し、それを供給している犯罪組織ヌーク教団は、デトロイト市に融資する代わりに麻薬の流通を市に認めさせようとしていた。
そんな折、オムニ社は新型アンドロイド警官のロボコップ2（トミー・ヌーナン）を開発するが、暴走して人々を殺戮し始めたため、旧式のロボコップ（ピーター・ウェラー）が立ち上がる....
自分の意志によらず、アンドロイドにされて感情を持つことも許されない警官とその妻の葛藤が描かれている。
さらにロボコップは一度は悪の教団に倒れて手足や胴体をバラバラにされたり、電柱に激突させられたり、トラックにぶつけられたりと痛々しくシリアス。
とはいえ、終盤ではロボコップ2と対決して大活躍です。
ストップモーションで撮られた特撮にも注目です。
「こらえろルイス われわれは人間だ！」
2023.4 BSテレ東で鑑賞（シネマクラッシュ・吹替：平田勝茂 訳）
