さまよえる象人間

ロボコップ2のさまよえる象人間のレビュー・感想・評価

ロボコップ2(1990年製作の映画)
3.3
ロボコップの魅力は一言で言ってテンポがよく「笑える」ことだと思うので、それらの要素が過度に希薄になった今作は前作に比べて辛い。ロボコップの人間との関係やオムニ社の本質はかなり掘り下げられており、そこら辺に関して前作の不満点が解消された感じだが、結局それが余計と笑いを欠いた重さに繋がってることを考えると複雑な心境だ。悪役に今ひとつ精彩を感じないのも…。
ただラストのマーフィの台詞は痺れた。このシークエンスだけでも観る価値はある。