若ハゲ

評決のときの若ハゲのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
3.7
10歳の黒人少女が白人青年2人に強姦され、少女の父親が青年2人を射殺したことにより、ミシシッピ州全体が注目する人種差別問題を巻き起こす。その裁判で父親の弁護に尽力する主人公を描く小説原作映画。

脚本は非常に明快でわかりやすかったです。裁判の経過だけでなくKKKによる爆破や狙撃などのサスペンス要素が多く、いい意味で意外でした。
序盤〜中盤にかけては好きな映画だなぁと思ってみてましたが、結末はやや残念です。
話を綺麗にまとめるためには仕方ないのですが、結論が非現実的すぎてすっきりしませんでした。

あと細かいですが、マシューマコノヒーの助手(かつ学生)役でサンドラブロックがキャスティングされてるのも不思議です。調べたら公開当時26歳のマシューマコノヒーに対して、サンドラブロック32歳。他に適任がいたのでは。

全体的に良かったですが惜しい作品。
若ハゲ

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