のんchan

評決のときののんchanのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
3.8
随分と古いからキャストが皆若い。
かなりの豪華キャストでそれを確かめるだけの価値あり。
主演マシュー・マコノヒーの出世作で法廷劇ドラマ。


ミシシッピ州のとある街。人種差別主義の白人青年のワル2人が、黒人の10歳の少女を強姦し暴行を加えた。少女の父カール(サミュエル・L・ジャクソン)が怒りに任せ2人を銃殺してしまう。隣にいた保安官(クリス・クーパー)にも弾があたり右膝下切断を余儀なくされてしまう。カールは第一級殺人罪と傷害罪で逮捕される。
以前、カールの兄を弁護した馴染みのある弁護士ジェイク(マシュー・マコノヒー)が立ち上がる。ジェイクには幼い娘がいるため他人事ではなかったのだ。

相対する検事ルーファス(ケヴィン・スペイシー)は州知事を狙うツワモノで一筋縄ではいかない。
ジェイクは恩師(ドナルド・サザーランド)から指示を仰ぐが、そこに噂を聞きつけボランティアを希望して協力する法学生のエレン(サンドラ・ブロック)が現れ、共に知恵を出して闘うのだった。
街中は裁判の緊張が高まり、KKKと黒人たちは乱闘騒ぎを起こし、ジェイクの家に火をつけられ全焼。エレンも襲われてしまう。
黒人vs白人の闘いとなる裁判劇が見ものでした。

レイプした青年の兄役でキーファー・サザーランド。
父子共演だが、直接関係なく絡みはなかった。

マコノヒーは甘さと爽やかさと逞しさを兼ね備え、演技も悪くなかった。

まだてっぺん以外は髪の毛が残っているサミュエル・L・ジャクソンは、ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされた。
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