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評決のときのwatarihiroのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
3.8
ミシシッピ州。10歳の黒人少女が暴行された。少女の父親、カール・リー・ヘイリーは白人弁護士のジェイク・タイラー・ブリガンに相談にする。翌日、裁判所に加害者が連行されてくると物陰に隠れていたカールがアサルトライフルを手に飛び出し、加害者を射殺した。カールは第一級殺人罪と傷害罪で逮捕されるが、、、。

立て続けに悲劇が起こり、悲しさと醜さが鮮明に描かれている。

レイプしたからといって犯人を射殺したら、死刑にすべき!いや、娘のレイプで心身喪失状態で無罪にすべき!被告人が黒人であるが故にさらにヒートアップ。

KKKによる攻撃も悲惨。気持ち悪いもので顔を隠し、黒人を弁護するものに奇襲をかけてきて、ダークすぎる。

そしてびっくりするぐらいメンツが凄い。このメンツだからこそ法廷シーンのピリピリした雰囲気が伝わる。正義とは何か考えさせられる。

ロマンスを匂わせるシーンは要らなかったかなー。
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