ミシシッピ州。10歳の黒人少女が暴行された。少女の父親、カール・リー・ヘイリーは白人弁護士のジェイク・タイラー・ブリガンに相談にする。翌日、裁判所に加害者が連行されてくると物陰に隠れていたカールがアサルトライフルを手に飛び出し、加害者を射殺した。カールは第一級殺人罪と傷害罪で逮捕されるが、、、。
立て続けに悲劇が起こり、悲しさと醜さが鮮明に描かれている。
レイプしたからといって犯人を射殺したら、死刑にすべき!いや、娘のレイプで心身喪失状態で無罪にすべき!被告人が黒人であるが故にさらにヒートアップ。
KKKによる攻撃も悲惨。気持ち悪いもので顔を隠し、黒人を弁護するものに奇襲をかけてきて、ダークすぎる。
そしてびっくりするぐらいメンツが凄い。このメンツだからこそ法廷シーンのピリピリした雰囲気が伝わる。正義とは何か考えさせられる。
ロマンスを匂わせるシーンは要らなかったかなー。