RIO

評決のときのRIOのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
3.7
冷静に観ていたはずなのに
裁判が佳境を迎えてS.L.ジャクソンがマシュー・マコノヒーに君は白人の目でしか見ていないという下りは核心でした

先入観だけで感情移入や想像力が全く働いていないじゃないかという自分の思考の偏りにハッとする展開だった
ブリガンス弁護士の最終弁論は物事の裏側へ導かれる

この長い時間を掛けた闘いを見詰める事は狭小な価値観では真実は見えてこないしロジックも障害でしかなくなることがある
分かってるつもりなだけなんだという感覚がじわじわと押し寄せてきた

貴重なサザーランド親子の共演
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