ほのか

評決のときのほのかのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
3.8
ブラッククランズマン観ててよかった…。
心の底からそう思った…。
あれを観た時、今よりももっと知識がなくて、よくわからんことの方が多かった記憶があるねんけど、KKKという存在とその脅威を知れたことは財産になってた。今観たらまたわかることがあるかもしれない。


綺麗に作られてるな…と思うけれど、要所でグサッと刺さる言葉がある。特に最後のマコノヒは圧巻やった。











本当にあの事件の事例があったとしてあれは無罪になるんかな…。
年端もいかない娘が暴行された上に殺されかけたことはどうしたって許せないし、それがさらに白人だったらされないようなことで黒人だったからされたことはどうみても人種差別。
でもそれで復讐のために親が犯人を殺すことが無罪になるのはまた違う気がしてしまうんです…。
黒人だからと娘にこんなことをされたうえで精神的に正常ではなかったと判断されたなら殺人は無罪になるの…?極刑を回避、殺人事件では例がないほどの短い懲役とかが妥当なのかな、と素人目にはそう思えて仕方がない。
これだと名目上法の元では平等(笑)な白人が全く同じことをしたときに、こんなに色々な障害なくスッと無罪になったとしても何も言えんくなるのでは…?と思ってしまうんやけど…。違うんかな…。(追記:あっ、逆か??白人で無罪になるなら黒人でも無罪やろ!なんかな?それはそれで無法地帯への入り口な気もするけども……)
すみません、法律や裁判にに関しては知識皆無なので正しい自信は全くない。これが差別的な考えになってるなら正したいけど正誤がわからん…。有識者の方にそのあたりどうなのか聞きたい。