千利休

評決のときの千利休のレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
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本作には逆転裁判型のカタルシスも無ければ、感情の機微もあまり捉えられていない。そんな本作であるが決して駄作だということはない。愚直なまでにふざけたカットが無いゆえ、本作は最後まで真剣な裁判モノとして楽しめる。手数で攻めてくるタイプのため、二時間半という長尺も好都合に働いている。ボリュームマシマシの唐揚げ弁当のような本作はなかなかの見応えがあった。
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