オーウェン

華麗なる恋の舞台でのオーウェンのレビュー・感想・評価

華麗なる恋の舞台で(2004年製作の映画)
4.1
舞台を中心に活躍する人気女優。
ところが夫婦関係は倦怠期に入り、仕事疲れでストレスが。
そんな時若い男が目の前に現れる。

その男と恋に落ちてからは、生気も満ちて表情も穏やかに。
ところがその男は別の女性と寝ており、その女性はアクター。
ぜひ女優に紹介してくれと、口添えを頼んでくる。

ここまでだと嫉妬と憎悪渦巻くとんでもない物語ですが(笑)これはあくまでも女優が中心。

演じるアネット・ベニングがやはり素晴らしい。
悲哀や喜びなど演じる様が見事で、女と母両方の顔が出てくるのも実に魅力的。

ラストの痛快な舞台も最高に楽しめる。
はっきり言ってベニング以外全員添え物といっても差し支えない。
それだけ独壇場の輝きを放っている証拠だ。
オーウェン

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