フランスが最近になって認めたユダヤ人の大量検挙に関する作品。
ところどころでドイツ語が混じる。
焦点が定まっていなく、どこから作品を描きたいのかハッキリしていない。
ヒトラーと市民を繰り返し交互に描写するのはどうかと思う。
また、医師の物語かと思いきやユダヤ視点、かと思いきや医師の視点、などとコロコロ変わる。
しかし内容は衝撃的なものであり、だったら事実を伝えることに特化すべきだと感じる。
そうなると、どちらかに肩を入れる描写はどうかと思う。
本作でのラストはユダヤ人視点として収束している。
子役の演技が素晴らしかった。
まだ無名のようなので、応援する。