このレビューはネタバレを含みます
人生を悲観し人との関わりを恐れ、なんでもかんでも否定・拒否するのではなく、かと言ってただただ意思のない全肯定botになるのでもなく、怖くても意思を持って「イエス」も「ノー」も選択しながら、素直に前向きに人生を肯定していくことが大切なんだな
でもその最初の一歩を踏み出すことが難しいから、無理矢理でも「イエスマン」になってみて意識を変えていくことから始めるのもアリでしょ?っていう提案をコミカルにもシニカルにも描いててとてもおもしろかった
アリソンがひたすら我が道を行っててかわいいしかっこいい
何気ないやり取りの中で、「愛しちゃったみたい。ずっと好きだったけど、今愛に変わった」って急に伝えるシーンすんごい素敵だった
他にも「世界は遊び場よ。子供の頃はみんなそれを知ってるのに、大人になる途中で忘れちゃうの」 ってセリフもすごく好きだった
あと「バカかな僕は。イエスって言ってると人生が良い方に転がる気がする」って言ったカールに対して、友達(ピーター)の「バカじゃないよ。バカっぽくはあるけど」の愛ある言い回しがオシャレすぎてすごく印象的だった
要するに最高おもしろかった