ごとう

セントラル・ステーションのごとうのレビュー・感想・評価

セントラル・ステーション(1998年製作の映画)
4.0
NHKのBSプレミアムってたまに掘り出し物放り込んで来るね。
良かった、実に良かった!

裕福でも親切でもないドーラと、小生意気な少年が一緒に父親探しの旅をする。
この二人がどうやって?と思うが良い感じにつかず離れずで、長距離移動する内に一文無しになる。
ここで二人が一致団結。

ジョズエがドレスを買ってあげたり、インチキ代筆業のドーラがちゃんと手紙を出したり。根は良い二人なのよね。

ただ、ドーラがジョズエをリオに連れて帰ってめでたし、めでたしはちょっとな、と思ったらそうはならない所がこの映画のミソ。
ラストでドーラがあのドレスで旅立つ姿は凛としてカッコイイし、ジョズエ宛の手紙でやられたわ〜。
最後まで手紙がキーとなる。
そして二人には、あの写真がある。
ごとう

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