スギノイチ

すぎ去りし日の…のスギノイチのレビュー・感想・評価

すぎ去りし日の…(1970年製作の映画)
3.5
話自体は単なるメロドラマなのに妙に強烈。
まあロミー・シュナイダー&ミシェル・ピコリの映画って変なの多いけど。

交通事故の冒頭からミシェル・ピコリの回想に入るのは常套手段として、そこからさらに時系列が混ざったりする。
で、中盤に交通事故時点に戻る。ここのスローが妙にねちっこい。
そこからは瀕死のミシェル・ピコリの夢現のモノローグのような進み方になり、意識混濁時のあの散漫とした思考がリアル。

魔性のイメージが強いロミー・シュナイダーだが、いつもより純真な感じで可愛らしかった。
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