RyanMihawk

ゲド戦記のRyanMihawkのレビュー・感想・評価

ゲド戦記(2006年製作の映画)
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普通にすごかった
なにより完成させたのが偉いが、ただ単に偉いを超えて、偉すぎる

アレン王子がジブリアニメでは絶対に描かれない厨二病クフフ顔をしていてよかった
サスケくん
ハイタカは強く優しく頼り甲斐のある父親キャラとして出て来て、前半かなり上手く行ってる
が、しかし
あの現地妻っぽい女性はあまり効果的でないし
クモという大蛇丸ラスボスも、物々しい館に住んでる割に手下は小悪人10人もいない感じで
世界がどーたらいう割には果てしなくローカルないざこざに収斂しており
こうなってくるとハイタカも大賢人を自称してるだけの胡散臭いおじさんだった可能性すらある
しかしこのローカルドタバタで最後まで走り切ってしまう 走り切ってしまうことの困難さがある程度想像できるだけに、あまりに偉い
最後、アレンが竜に乗って飛んでるところで、竜の上に乗るのではなく
竜の足に捕まってるのはかなり良かった
ハッとした
それにしても誰もテルーに興味なすぎだろうと思う 誰かテルーをなんとかしよう!という者はおらんかったのか それこそ監督の仕事でしょう、ということなんだろうか…
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