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アメリカン・サイコのukのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

若き日のクリスチャン・ベール、ジャレッド・レト、ウィレム・デフォー出演のタイトル通り《サイコ》な作品。

ナルシストで美意識が高く、完璧主義なパトリック・ベイトマン(クリスチャン・ベール)。
名刺のデザインや予約できない高級レストランを予約できるなどステータスが自分より高い相手に出会うと抑えられない衝動に駆られるベイトマン。
そして、彼は自分よりステータスが高いと判断したポール・アレン(ジャレッド・レト)を殺害。そこから今まで抑えられていた殺害衝動が抑えられなくなる...
ドナルド・キンボール(ウィレム・デフォー)は失踪したポール・アレンの事件を追う探偵として登場する。

裸チェーンソーで売春婦を追い回すシーンは「シャイニング」を彷彿させた。

劇中では完全なるシリアルキラーやサイコパスとして描かれているパトリック・ベイトマンだが、今までの映画と一線を画すのは、自分が犯した罪を周囲の人間に伝えるが誰も取り合ってくれない点だろう。
このラストの描写によって、パトリック・ベイトマンの犯行は全て実は妄想?などの憶測を呼ぶ。
結論を出していないことでたくさんの考察があるに違いない。
故にカルト的人気を博しているのかもしれないと感じた。
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