このレビューはネタバレを含みます
ちょっとよく分かんない内容だった。
結局パトリックは殺人鬼なのか、ただの妄想なのか。
もし前者ならラストは「人の評価にはその人の中身など関係ない」というのを言いたかったのかな?
そうなのであればビシっとしたスーツ姿にきれいな事務所という環境がありながらも何の仕事なのかが全く見えてこなかったという点に納得できる。
もし後者の妄想オチならばもっと大どんでん返しが分かりやすいシーンがあれば面白かったと思えるかもしれないけど、それはこの作品の趣旨とはきっと違うんだろうな。
理想の自分を日々作り上げている中で他人の方が勝っている事を思い知らされた時はストレスが半端ないだろうな。
主人公のパトリックにそこだけ唯一共感出来た。
それから名刺バトルのシーンはアホくさいけどみんな本気で戦っていて面白かった。