このレビューはネタバレを含みます
爽快で面白い。
実際の殺人鬼が好きな映画にアメリカンサイコと答えていたのをどこかで観てから、ずっと気になってたのでやっと観れました。
この時代のウォール街を皮肉った中身。みんな同じようなスーツを着て同じような髪型で誰が誰だかわからない。
ベイトマンも自分がなんなのかよくわからなくなっているし。
エリートサラリーマンたちは名刺の出来栄えでマウントを取り合う…。
すっぽんぽんでチェンソーで追い回す姿は滑稽で面白かった。結局彼はどこまでが妄想でどこまでが実際の殺人なんだろう。自分的には全部本物だと思ってる。
ジーンを殺さなかったのはよかったな。
ベイトマンをちゃんと一人の人として理解しようとしていた感じがした。アイデンティティがぐちゃぐちゃになっていた彼に向き合っていたのは彼女だけだったのかも。