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バットマン フォーエヴァーのbibooのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりティムバートン版からの流れで見るとどうしても”時代”を感じる作り…
ティムバートンのような自身のセンスを感じる美術ではなく時代の景気の良さを感じる派手な美術という感じ。オープニングのキャストの文字だけが流れるデザインとかCGのデザインも時代…って感じ。爆発のハチャメチャ感も時代…「スラムダンク」の看板…

2022年版のリドラーを見た後に今作を見るとかなりギャップを感じて、ジムキャリーが「マスク」のテンションで顔芸を炸裂させてるのでトゥーフェイスとの絡みとかコントに見えるんだけど、脚色やり過ぎやろと思いきやビジュアルは割と原作に忠実だった。2022年版が逆にリアリティ持たせすぎなだけであった。2022年版はリアリティ寄りなので知能犯のミステリアスさをビシビシに感じられたけど、それに比べるとクレイジーなだけで全然賢そうではない。家の謎の嘘発見機とか時代を感じるセットとか意味分からなくて面白いし、リドラーが作るグリーティングカードがすごい可愛いので手先が器用で芸術肌なのはわかった。

ストーリーは普通でなんとも言えんけど、ただ余計なアップが多用されてて今何が起きてんのか何がなんだかよくわからないシーンもあった。バットマンがスーツ着た時にケツのアップとか要るかね。あとバットマンとロビンのスーツに乳首があったのもめちゃくちゃ気になった。必要かね。。
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