籠

杏っ子の籠のレビュー・感想・評価

杏っ子(1958年製作の映画)
4.1
爽やかな児童映画だとタイトルだけで勝手に想像したらとんでもない残酷な世界を突きつけられた。ロメールの教訓を身につける必要の無くなった家庭のあるおっさんにはこれから生きていくために必要なことが語られているが語られるだけで自分で考えろと突き放され現実には香川京子はいないので映画なんか観てる場合ではないと気付かされるから私には月末でも今日観る必然があった。
ここでの山村聰ならばクレールの膝をさすることができる。
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