室生犀星原作
自伝的長編小説「杏っ子」の後半部分の映画化
作家である父と娘の杏子の強い絆
単なる親子関係ではなく、対等な人間同士として、悩みや悲しみをともにし、模索する関係がとても印象的です。
結…
夫はいつまでも小説書いてるし、妻は夫の愚痴にひたすら耐え続ける。これは一体何を見させられてるんだと思いつつもこれが夫婦生活の忍耐かとも取れる。とうとう夫は義父が30年かけて作り上げてきた庭をぶち壊す…
>>続きを読む2025.11.1 17-26
女性は家の制度に閉じ込められている。娘は他の家にやられ実家と夫の家とを往復する。働かないが支配する(結果できないが)夫と、優しく物分かりの良い落ち着いた父。しかし父…
☆どう受け止めるか、一旦心の整理が必要な映画ですね。
☆成瀬映画のいくつかある系譜に連なってるとは思うのですが、その整理も必要です。すっきり終わらない映画の系譜。二階間借りの系譜。大人しいお母さんが…
著名な作家の娘と、小説家を目指す青年との結婚と破局を描いた物語。
父と娘の絆が物語の根幹。
山村聰演じる平四郎は、昭和三十年代としてはかなりリベラル。娘の意思を尊重する優しい父であると同時に、娘の…
窓から射す日の光の下、木村功が畳に力無く寝そべるショットが印象に残っている。
木村のクズっぷりが気持ちいいくらいで、キャパシティが広すぎる山村聰との好対照な2人が、相互監視するのにうってつけの間取り…
室生犀星とその娘朝子がモデルになった原作を成瀬巳喜男が映画化しているが、その相性は極めて悪い。妊娠して出戻ってきた妹京マチ子と兄森雅之の兄妹バトルを描いた『あにいもうと』もそうなのだが、原作小説の基…
>>続きを読む娘を挟んで喧嘩をしている男2人。
なんで庭挟んで向かいの部屋なんだよという位置の部屋に笑う。
夫婦なんて潰れるまでやるべきという常に冷静で達観してる山村聰だけど男として潰そうという意思も感じられる気…
劇場公開を待ってたけどセールで安かったので購入。クリエイターレベルも資産も人格も格上の義父へのコンプレックスから、どんどんダメ男になっていく夫・木村功。実に情けないが本人にもその自覚が垣間見れて憎め…
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