父の大きさよ、、
実の娘に対してもあまりにも達観しすぎててある意味冷たいとも感じるけど
娘に焦っているところや心配する顔は一才見せず、常に大きく余裕があり、別の自分が自分を眺めるような人生への構えか…
2025/4/9 @ シネマヴェーラ
初めての成瀬、永遠の成瀬
木村功がとんでもないクズ。杏っ子っがズバズバと思ったことを言える女性でよかった。
作家先生の優しさによって木村功の惨めさがつのっていく…
漫画のキャラデザのように顔立ちを見ればその人の性格がわかる。そういったわかりやすさを担保しつつ、一切問題を解決させようとしない意地悪さにやられた。父親の人間的な余裕がまったく事態を好転させないどころ…
>>続きを読む木村功のクズ男ぶりに、自分はこんな振る舞いとは無縁だったと言い切れる者は前に出なさい。このクズ男に対峙する香川京子はただ泣き寝入りするようなタマではなく堂々と渡り合い、ときには無自覚に木村を追い詰め…
>>続きを読む1958年製作公開。原作室生犀星。脚色田中澄江 、成瀬巳喜男。監督成瀬巳喜男。新人の三井美奈がとってもキュート。
その昔、従妹と鎌倉に遊んだ帰り、彼女が露店で売っていた杏を買いたいと言うのでひと籠…
映画『杏っ子』は、室生犀星の同名小説を原作とし、父娘の関係を軸に、結婚生活の現実と男性の情けなさを描いた作品である。主人公・杏子は、作家として成功している父・平山平四郎のもとで育ち、経済的にも精神的…
>>続きを読む