アメリカンスニャイパー

呪怨 黒い少女のアメリカンスニャイパーのレビュー・感想・評価

呪怨 黒い少女(2009年製作の映画)
2.3
安里監督は『氷菓』の監督ということであまり良い印象を持っていないのだが、せっかく『白い老女』を観たので同時に楽しむのも乙かと思い観賞。

内容は『悪魔のシスター』『ブルード 怒りのメタファー』みたい。70年代ホラー好きなのか?

正直『白い老女』と比べると面白味に欠けるかな。何より黒い少女が怖くない。黒に光が反射してテカってるし、黒すぎて背景と重なってしまってどこにいるのやら。般若心径もお祓いに効くのだろうか?

特撮ネタでいうと『仮面ライダーキバ』でウェイクアップした後の瀬戸康史が出ててなんだか新鮮。この子が十五代目ヘンゼルになってお菓子を作りまくるとは...。

あまり印象に残るものはないのだが、好きなシーンが1つあって、教室で苦しそうに暴れている女の子を見ちゃう男の子のシーン良かったな!ヤバいモノを見てしまった感があって結構ビビった。あそこで女の子のパンツも見れたら間違いなく歴史に残るシーンになってたのに...。
女の子を助けたい→でもパンツも見たい!→スカートをめくると水色のパンツが!→しかし、ピクリとも動かない女の子に異常性を感じ急いで保健室へ→命はとりとめたがあのとき命かパンツかで迷った自分の愚かしさに一生苛まれる男の子であった...。
というように映画の登場人物に深みがもたらされ、ホラー界でも屈指の名場面に!

スカートめくったら真っ黒の透け透けパンツだったら逆にホラーなんだけどな。小学生で真っ黒透け透けパンツってオイオイそれじゃあまるで......(そこまでにしておけよ米猫)