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天安門、恋人たちのksanaのレビュー・感想・評価

天安門、恋人たち(2006年製作の映画)
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"欲望は軽視され行動は規制を受ける
そこに出口はない 幻想があるだけ

愛は心に残る傷で
傷が癒えれば愛は消える
だから愛は存在しない "

"愛することは自由だが死は誰にも訪れる
死が最後の結末でないことを願うばかり
光を求めれば闇を恐れることはない"

この人は人間の深底に疼く醜さや浅はかさを限りなく暴力的に、そして繊細にうつしだす そこには闇ではなく、その果てにある光が視える それはどんな小綺麗な表層の華やかさと比べることもできぬくらいのうつくしい光
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