《天安門、恋人たち》
再見
2024.06.03キネカ大森
あるべき姿(表面)を求められる社会とありたい姿(内面)の不一致。いくら体を重ねても心は通わない想いに揺らぎ苦しみ喘ぐ日々。"こんな時もあった"から"成長していく"話ではなく"こういう形でしか生きられない人"がいる。35mmフィルムの右上に出るパンチマークに痺れます。
2023.11.13 武蔵野館
実に寂しい物語。求め合い近づく程離れる心。故郷(旧)と都会(新)の間、天安門を巡る情勢に振り回される若者の想いが更に加速する中、元カレが迎えに来た時の大号泣は抱きしめたくなる愛おしさ、ラストの収めも善き。群衆を撮るのが上手い監督ですね。あっという間の140分でしたオールタイムベスト入りです
