Toshiko

街のあかりのToshikoのレビュー・感想・評価

街のあかり(2006年製作の映画)
3.6
原題“Laitakaupungin Valot/Lights in the Dusk”. 2007年フィンランド。アキ・カウリスマキ監督作品。
なぜこの人はこんなに痛めつけられても生きていられるんだろう。そう思ったけれど、最後のシーンにはわずかながら救いがあった。
ある人が教えてくれた映画。「好きな映画って人間が出るから恥ずかしい」「まさに自分の映画です」とも。
その言葉に興味を惹かれて観た。たしかにその人の一面を作った映画なのだろう。コィスティネンのように、水も与えられずにつながれっぱなしの犬を身体を張って助け、酷い目に合わせられても大切な人を告発せずに思い続けるような、武骨な生き方を貫くのは難しそうだけれど。
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