KEKEKE

ナイト・オン・ザ・プラネットのKEKEKEのレビュー・感想・評価

5.0
- ぎゃー、面白いと聞いてはいたけど、超えておもしれー
- 視聴前の、これでおれもサブカルくんの仲間入りだ!って不遜な態度を抹消したい
- あと3日くらいは完全に人に優しくできそう

- 短いストーリーのツギハギでこんなに感情を揺さぶることってきっとすごく難しい
- タクシーの車内と5つの時計を交互に映しているだけなのに、宇宙から地球を俯瞰で見下ろしている気分にさせられてしまうの発想の勝利って感じだ
- 本田が両腕に時計着けてるのって地球規模の万能感に浸るためだった!?

- 5つの話のうちどれがいちばん気に入ったか、思い返してみたけど全部いいな、強いて選ぶならローマの2人かも、2人の会話が愛おしすぎるし、肌の色で連帯することや争うことの馬鹿馬鹿しさに気付かされる

- パリのおっさんのターンは何故か三谷幸喜の有頂天ホテルを思い出す、「権威」と「不謹慎」のマリアージュで発生させる笑いって万国共通、普遍なんですね
- 真正面からマジのコントをやっていて、ちゃんと腹を抱えて笑ってしまった
- 会話劇だからそりゃそうっちゃそうなんだけど、演劇っぽさある気がする

- 地球をオレンジみたいに輪切りにしてみたら、どこでなにが起きてんのか
- 今日が自分にとってどうしようもないクソな1日だったとしても、今世界のどっかでこんな事件が起きてるなら、まだ人間のことを好きでいられそう
- 目の前の生活に集中していると、世界がどんどん狭くなっていってしまうけど、人間ってみんな、なんか丸くてずっと回ってる岩の上で歩いたり走ったりしているんだと思うと、シリアスになってる場合なのかと、肩の荷を降ろしてラフに生きることができそう
- 人と話したくなる素敵な映画
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