大林宣彦監督の1977年のファンタジックホラー作。
良いですねオープニングからこの昭和感。
主人公の女子高生「オシャレ」が「オバチャマ」の屋敷に友達と遊びに行くがそこで色々起こる話。まず主人公のあだ名が「オシャレ」って…
オシャレ、イタリア、軽井沢、別荘、オバチャマ、ウフフフ~っていう笑い声。
成金ぽいワード、ポップな音楽、変なセンス、可愛くもあり不気味でもある映像がかなり個性あふれてアート的。
上から下から映したカメラワーク、ガラス片や光を使った演出など映像はなかなか斬新でした。特に終盤は不気味さ・シュールさ・退廃美を全てぶち込んだみたいで結構カオス。
一応ジャンル的にはホラーなんだろうけど怖さはなくシュールな雰囲気を楽しむ作品。メインテーマのメロディーが妙に印象的で頭から離れない。