大林監督の劇場映画初監督作を、
目黒シネマのフィルム上映にて鑑賞。
時をかける少女で、当時の邦画界を、
まさに時を経てもぶっ飛ばさせたのだなと、
容易に想像させられた約二年ぶりに、
大林監督映画を最新作と二本立てで拝見。
いやはや、さすがは大林監督としか言いようがない(笑)
初の劇場用映画で、当時どころか今の作り手たちでも、
決して代わりはきかないということを嫌でも証明する、
圧倒的な大林監督の世界が爆発した怪作!
今となってはちゃちく見える技術も、
使い方やセンス(ほぼ作家性だがw)次第でむしろ時を経ても全然フレッシュになるんだと大感動。
好みは抜いても、あらゆる芸術に興味ある人なら、諸々含めて観るべきだと思わされる一作でした!!