脳内金魚

ガープの世界の脳内金魚のレビュー・感想・評価

ガープの世界(1982年製作の映画)
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ル・シネマの企画上映にて。あらすじを読んで面白そうだな、と興味をひかれたので鑑賞。ロビン・ウィリアムズが出てたの知らなかったので、タイトルコールで出てきてびっくり。

邦題『ガープの世界』、原題『THE WORLD ACCORDING TO GARP』中学英語らしく訳すなら『ガープによる世界』と言ったところか。
冒頭こそガープの母ジェニーの話だが、基本的には映画はまガープ視点で進む。かといって、彼を取り巻く環境や人々の詳細な説明があるわけでもなく、劇中でその描写があるわけでもない。正に、ガープが知るガープの世界だ。(つまり、彼の把握していないことは基本詳細には触れられない)
特別ガープが聖人君子な訳でも、素晴らしい著名人でもなく、こう言う人生もあるなだなと淡々とひとりの男の人生を描いた不思議な映画。正直、配信で見ていたら早々と離脱していたかも。よくも悪くも「映画館向き」な作品だった。
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