近藤健太郎

ハンナの近藤健太郎のレビュー・感想・評価

ハンナ(2011年製作の映画)
3.5
なんと!!!

作中、トムホランダー(パイレーツオブなどのイギリスの俳優さん)が口ずさんでいるのは、スーパーのお惣菜コーナーで流れるあのメロディーじゃないですか!!
ターッ タ ターッ タ タータラッタッタター
ポッポロポッポッポ〜
ポッポロポッポッポ〜
ポッポロポッポッポッポッ
ポーポーポーポー
[詳細はよびこみくんで検索]

原曲が何か知りたい!
しかしわからず。
群馬電気株式会社が作成した音源再生ロボの名前がよびこみくんと言うのだけはわかった。

てことは何か?モロッコでいかがわしいバーを経営し殺人を請け負っているトムホランダーが、日本のスーパーのお惣菜コーナーで流れているあの曲を、口ずさんでいるとでも言うのか…?
もしそうなら、著作権フリーでないのなら、群馬電機は版権料をもらっているはず!!

ところがどっこいよくよく調べたら全然違う曲で、

The devils in the details
というケミカルブラザーズの曲でした。恥ずかしいことこの上なし。
https://youtu.be/wOtfFFrKUoY


さておき、「メルヘン」イコール「童話」と言うことを本作で知った。ならばメルヘンチックな童話とは、童話チックな童話ってことになるやないかい!
って思って調べたらなんと、メルヘンチックも日本語でした。和製英語。元はドイツ語で…ややこしー!

そろそろ本題。

それにしてもケイトブランシェットは悪役が似合うなぁ。歯を気にしすぎてる姿も面白いwつーかあんなに日頃から歯の手入れにこだわってればハグキに悪い血がたまらないから出血なんてしないはずなんだけどなあ…

主人公のシアーシャローナンも当時17歳!
最後までほぼすっぴん又はすっぴん風メイクで頑張ってます。アクションもメッチャ冴えてます。
父ちゃんもかっこいい!!


偏見まみれのあらすじ

キックアスのように育てられた主人公がニキータのような正統派?の殺人マシーンとして、父親との合流を目指すうちに、友達ができかけ、自らの出生を知ってしまう。最後「心臓を外しちゃった」

独特な雰囲気ある構図とカメラワークで引き込ませるように見せてくれるが、少し中途半端な部分も。何を伝えたいのかわからない。呼び出しボタンの意味も不明。
でもシアーシャローナンが全編に渡り繰り広げるアクションは最後落ち着いてしまう感があるけど、巻き戻して見直したくなるシーンが多数。
成人前の女の子が戦うシーンを好む方は是非!!