クリープ

パリ、テキサスのクリープのレビュー・感想・評価

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
4.7
当時9538円のLDを石丸電気で購入、このジャケットをインテリア代わりに下駄箱の上に飾る――久々 DUSKINで ホコリ拭いてみた「うわっ (笑)
●物語
4年前に行方不明の兄を引き取り、彼の息子と再会させる♪
舞台も テキサスからLA♪そしてヒューストン
人生の再生をかけたロード ムービー☕
見終わった後――純喫茶で余韻を味わいたい作品☕

ヴェンダース監督、サム・シェパードとはコッポラ通じて知り合う。しかし コッポラとはウマが合わず―――やっと念願の9月から12月まで期間、アメリカ ロケの異色のヨーロッパ映画☘️

脚本のサム 恵まれない家庭でドラッグ時代ルー・リードとグループのドラマーをやっていた・・

ナスターシャ・キンスキー
13でヴェンダースの「まわり道」で出演、「パリ テキサス」10分間のモノローグは、自らの希望で 納得いくまで撮り直し☘️

●みどころ
学校の帰り道 親子がならんで坂道を登る――この後ろ姿に、完全ノックアウト♥️
自然光の撮影監督ロビー・ミュラー、スマホの、待ち受けレベル(笑)――これに
ライ・クーダーのボトル ネック奏法、不安で切ない 暗い響きが 重なり――微かな希望♪
●ネタバレ
トラヴィス「話がある 僕は旅に出る」
ハンター「なぜ?」
トラヴィス「ママを捜す」
ハンター「一緒に行きたい 出発はいつ?」
トラヴィス「今さ」

トラヴィス「帰りたくなったら 帰っていいから そう言えよ」
ハンター「I don't want to go back」

標識に差し掛かる―――
← HOUSTON 128 SAN ANTONIO 115 →
――トラヴィス 一度 妻に再会 最後の望みは諦める―――
――助手席の息子 新聞の漫画欄を観ながら――――
ハンター「左だよ パパ」
クリープ

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