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パリ、テキサスのSUKのネタバレレビュー・内容・結末

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

遠い昔、無茶苦茶好きだった人を思い出しました。

無茶苦茶好きだったつもりだったけど結局自分が1番好きで、自分のエゴを押し付けてただけだったんだなと改めて思い知らされました。
トラヴィスのように愛が故に別れを選ぶなんて選択肢のなかった俺は最後の最後まで悪足掻き、めちゃくちゃもがいてました。
トラヴィスがジェーンとハンターをとても愛したように今後自分にもそういう存在ができるのかな。自分次第だろうな。


余談ですが、ハンターが実父であるトラヴィスと打ち解けるのに少々時間がかかったのに対して、実母であるジェーンと一瞬で打ち解ける辺り、やはり母親という存在は子にとって特別な存在なのだろうなと思いました。本能的に。
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