銀鮭

パリ、テキサスの銀鮭のレビュー・感想・評価

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
2.6
いい映画だ、という印象だけで内容をあまり思い出さない
パーフェクトデイズのを見て既視感があったので再び見てみる
パーフェクトデイズはこの映画の焼増しかなというほどに
しかし、なぜいい映画だと思ったのだろう
映画は変わらないはずなのでオレの感性が変わったのだ

DVクソ野郎放浪日記と言っていい
いまの時代では作れなかったし受け入れられなかったのではないか

愛し過ぎた帰結とか
純愛という解釈なのだろうか

ナスターシャという役者だったか
ナスターシャに、未だに貴方と会話をしていると言わせるあたり、共依存ではないかと思うし、ドイツ人の感性ってこういうのかと思うと無気味だ

トラヴィスはまた荒野の孤独に戻るという点だけは妥当性があるな

愚かしい人間の悲劇という解釈なら正しいかと思うが、製作側どういうつもりだっただろう
見る側では殆どそういう解釈はされていないと思う

トラヴィスってタクシードライバーじゃなかったかね

サムシェパードは好きなのだが、
サムシェパード的な解釈なら、愚かなクソ野郎放浪日記だろうな
ライクーダーの音楽がいい
ヴェンダースは音楽を知っている
銀鮭

銀鮭