綿

パリ、テキサスの綿のレビュー・感想・評価

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
4.4
良映画。
序盤の不安感。バグダッドカフェの悪夢の再来を思わせたが、徹底された間延びの排除とテンポの良さ、テキサスからの脱出によりそれを見事に打開。
ラストのガラス越しで同じ方向を向いた会話のところは渡邊的映画史に残る名シーン。物理的距離感と心理的距離感のギャップが極限まで高められている。大喝采を送りたい!
エンドロールが終わるまで一言も発せず。

フランス訛りの女「アンター!」
綿

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