Ran

パリ、テキサスのRanのネタバレレビュー・内容・結末

パリ、テキサス(1984年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

複雑な親子のロードムービー。ジャケットにもなっている、ジェーンが店のカウンターで振り返った瞬間はすごく綺麗だった。
冷静に考えると、息子を弟の家に置き去りにして4年間失踪した上、その間我が子同然に育ててきた息子夫婦の意見を全く聞かずに息子を連れ出し本当の母親に引き渡すのはあまりに酷い…。彼女が1人でちゃんと育てられるのかもわからないし、父親はまた姿を消してしまうのも随分と身勝手だなと思う。振り回される息子が不憫。
夜明け前のハイウェイの風景やラストのホテルを見上げるトラヴィスのシーンと何度も流れるギターのフレーズが印象的だった。
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