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下町の太陽のhrt2308のレビュー・感想・評価

下町の太陽(1963年製作の映画)
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plus+松竹

1963年、倍賞千恵子の同名ヒット曲の映画化にして初主演作。山田洋次の映画2作目にして長編第1作。ふたりにとって長いコンビの始まりの記念碑的作品。

下町の石鹸工場で働く町子(倍賞千恵子)は同じ会社で働く道男(早川保)は恋人同士。道男は正社員になって、下町を出て郊外に住みたいと考えていた。そんなある日、町子は同じ通勤電車に乗る鉄工所で働く良介(勝呂誉)から突然付き合ってほしいと言われる、、、。

下町に住む様々な人々がいきいき描かれている。それを演じる藤原鎌足、左卜全、東野英治郎といったベテランがしっかり若い主人公たちを支えている。

俺について来いといった男性像にしっかりダメ出しているのがいい。

山田洋次の個性がしっかり出ているのが流石という他ない。
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