人生の中でこの映画ほど胸を打たれた映画はなかなかない。ケビン・コスナー演じるブッチは刑務所を脱走中に可愛らしい男の子フィリップを誘拐してさらに逃走する話し。
フィリップ演じるのはT・J・ローサー。当時7歳、グレイズ・アナトミーにもゲストで出演しているらしいがわからなかった。
ブッチは犯罪者であり、一緒に逃亡した仲間は殺してしまうし、不器用でどうしようもないのだがフィリップの素直な心と優しさに徐々に変化が見えてくる。二人の絆がこの映画の鍵なのだろう。
クリント・イーストウッドが監督で出演もしているのもまた魅力の一つ。
途中ながれる民族音楽のようなバグパイプが流れダンスをするのが印象的。
