えのき

地上より永遠にのえのきのレビュー・感想・評価

地上より永遠に(1953年製作の映画)
3.0
有名な波打ち際でのキスシーンから直球のラブストーリーだと思っていたら、『真珠湾攻撃』のキーワードで引っかかったので見てみることに。

ハワイに駐在する軍人2人の恋愛模様も描かれるが、メインは軍隊の理不尽さや友情だと私は感じた。今見ると特別目新しさは感じなかったけど、当時としては軍内部の告発は画期的だったそう。

真珠湾攻撃は2人に軍人としての使命感を再認識させるきっかけとなっている。攻撃を知ると居ても立っても居られず、軍に向かうプルーイット(モンゴメリー・クリフト)。「世界最強の軍隊に攻撃を仕掛けるなんて馬鹿げている」との台詞が印象に残った。
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