観る前からこの映画絶対オタク映画だろと思っていましたが、実際そうでした。カンフーとかエンニオ・モリコーネ流れたりでボンクラ臭ぷんぷんです。ちなみにニコラス・ケイジはアメコミ好きです。
この映画は、ヒーローが実在したらそいつただの狂人じゃねとか自警主義を皮肉ってたりとシニカルです。ヒット・ガールが売人を皆殺しにするシーンは盛り上がっていいのかドン引きするのか迷ってしまいますが、本来であればこんな小さい子がやるからというのではなく他の作品のヒーローに対しても、もっと言えばシュワとかスタローンがよくやるような役にも毎回同じような感じを抱かなければおかしいわけです。やってることは同じで勝手にバンバン人殺してるわけですしね。そういう所で皮肉なわけですが、同時期にスーパー！という映画が出てるのでこっちもおススメです。
俺も口汚く罵られたい、蹴られたいと一部の変態に大人気のヒット・ガールですが、演じてるクロエ・モレッツは強いところが自分と似ているとインタビューで言ってました。
