へい

ツバルのへいのレビュー・感想・評価

ツバル(1999年製作の映画)
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ほぼ無声映画。
それだけにわずかな声、音に敏感になる。
場面ごとに切り替わる全体の色が幻想的でいつの時代かわからないが世紀末感を感じる。

主人公アントンは寂れた室内プールの管理人の息子。いつも船長になることを夢見て父親の弟子としてプールを管理する。
自分の部屋にはいくつもの地球儀があり、夢の中で女の子エヴァと旅に出る。

室内プールの取り壊しを迫られ、エヴァにもプールを邪魔され、いよいよ外に踏み出すアントンの決意。グーーと踏ん張って一歩ずつ外に出て、徐々に走り出す。
絶望の時に助けてくれるいつも優しくしてた浮浪者たち。ピンチになっても訳の分からない大切な機械があればまたやり直せる。
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