上海十月

ゴモラの上海十月のレビュー・感想・評価

ゴモラ(2008年製作の映画)
3.8
我々世代だと絶対、古代怪獣ゴモラだが。ナポリの犯罪組織カモッラが下敷きなっており、3日に一人殺される事態である。アパート自体が要塞みたいになっている。少年トトの物語かとおもったら、「スカーフェイス」狂いの少年二人の話かと思えば仕立て屋の話は出てくる。ほとんど群像劇で誰が主役と言うわけでなくナポリの狭いエリアの犯罪に頼って生きている人の話だ。個人的には、「スカーフェイス」狂いのマルコとチーロの話が好きですね。最後悲劇的ですが、何ともいえない余韻が残りますね。結果、何も良いことがないと言う感じで終わります。
上海十月

上海十月