なおぷー

汚れなき悪戯のなおぷーのネタバレレビュー・内容・結末

汚れなき悪戯(1955年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

スペインのとある町の丘の上、フランス軍に破壊され廃墟となったところに建てられた修道院が舞台。
12人の修道士は、門に捨てられた赤子を育てることになった。

里親探しをするが、あーだこーだ言って結局手元に置いちゃう修道士たちがいい。

マルセリーノと名付けられた男の子はすくすく育ち、近所で出会った女性から、母という存在を知る。
お父さんは12人もいるけれど、お母さんは1人もいない。
イマジナリーフレンドと遊ぶマルセリーノ。

行っちゃいけないと言われていた2階で見つけたのは、お腹を空かせた人。
その人から受ける神学の英才教育と祝福で、もうすでに感動してたのに、交流とその結末はここ数年で観たどの映画よりも神々しく、心に響いた。