にゃんにゃん

狂熱の孤独のにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

狂熱の孤独(1953年製作の映画)
3.3
メキシコが舞台のラブストーリー。感傷性というものが全くなくて、ただひたすらリアリスティックにストーリーが流れていく。ラブストーリーなので恋が生まれるわけなんですが、なんで恋が生まれたのかさっぱりわからない。でも、現実なんてこんなもんなのかも、と思わせてしまう作品。観ているととにかく暑くて暑くて、なんだか思考や理解を放棄したくなる。ジェラール・フィリップは無精ひげに汚い格好、画面から酒臭がにおってきそうないでたち、なのにやっぱり気品があって美しい。
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