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さすらいのガンマンのhasseのレビュー・感想・評価

さすらいのガンマン(1966年製作の映画)
3.6
演出4
演技3
脚本3
撮影4
音楽4
技術4
好み4
インスピレーション3

歴代土地を守ってきたネイティブ・アメリカンの主人公と、ハーフの敵ボスという入植の被害者二人の因縁を遠巻きに眺めるアメリカ人(入植者たち)という風刺的な構図が特異なマカロニウエスタン。
遠因的に入植者によって引き起こされたネイティブ同士の因縁に焦点を当て、入植者たちは物語上周縁である。

カウボーイがネイティブ・アメリカンの若い女性にニコッと微笑んだかと思うと銃殺し頭の皮を剥ぐ冒頭が印象的。『イングロリアス・バスターズ』を思い出す。ちなみに一枚1ドルで売れるらしい。
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