だいご

第三の男のだいごのレビュー・感想・評価

第三の男(1949年製作の映画)
3.7
内容に全く関係ないけど、ウィーン(よりドイツ語に近い発音)のことをヴィエナって発音する英語は昔から腹立つ。フィレンツェをフローレンス、ベネチアをベニス、アントワープをアントウェルペン、ゴディバをゴダイバァ!ふざけやがって。
ドイチェラントはジャーマニー!ゲルマニアはから来たであろう。まあなんか歴史的な経緯があるんだろう。ロシア人が中国のこと契丹由来のКитай(英語のCathayと同根)と言うように。
それは置いておいて、映画史上に名高い作品をようやく観た。
オーソンウェルズの好演と素晴らしい脚本は観るべき。ハリーというキャラは抜け目ない悪人に思えて、自らの弱点になりうる昔の友人を敢えて呼んだ辺り、意外と感傷的で人間臭いのか?
アントンカラスの音楽は軽快で耳障りもいいし、ウィーンの雰囲気に合ってるかもしれないけど、いまいち真剣味が薄いというか、これは合ってるのだろうか。
だいご

だいご