トラヴィス

ヨーロッパ一九五一年のトラヴィスのレビュー・感想・評価

ヨーロッパ一九五一年(1952年製作の映画)
3.4
ヌーヴェルヴァーグの父、ロッセリーニ監督。
イタリア旅行と無防備都市しか見てないが、ようやくこちらを鑑賞。

裕福なマダムが息子を亡くした。
多忙なブルジョワ生活を送る毎日と心無い対応してきた事だと自責の念に心病むことに。
イングリッドバーグマン演じるマダムは、最下層の人たちに救いを与えることで自らを救おうとするが…
息子の死をきっかけに、生き方を変え、隣人愛に目覚めていく女性を描く。

万人への無償の愛が凄い良いことのようだけど、エゴとも取れるし、行きすぎると異常者にとられてしまう皮肉。
キリスト教について一切関心がないため
そこまで魅入れないが、普遍的な問題やなーと少し生真面目に構えて見てました。

残り309本