製作はカルロ・ポンティ、デ・ラウレンティス。ロッセリーニの原案を、ロッセリーニ、サンドロ・デ・フェオ、マリオ・パンヌンツィオ、イーヴォ・ペリッリ、ブルネロ・ロンディが脚色した。
バーグマンは商社マン…
第三次世界大戦が起きませんように
皆が手を取り合う平和への希求…万人を愛する隣人愛が世界を救う人と人とのつながり(とそれを邪魔する社会)
子供は天使。大きくなったら何になりたい?泥棒。労働は尊く…
1951年イタリア。アイリーンは息子を亡くす(社交生活に忙しい母とのすれ違いによる自死のよう…)
意気消沈の彼女が見いだしたのは他者への愛。夫や母の心配をよそに、貧しいものたちが暮らす町へ頻繁に出…
印刷機のクロスカッティング
やっぱり自分の中でフランチェスコに思い入れが深いのか、またフランチェスコのことを思い出した。
観客の中にある「抑圧された善意」みたいなものを慰めるように肯定するのが「神…
すごすぎた。
混乱する戦後に、息子の死を受けて「"今ココ"に注ぐ愛」を獲得した女の旅路。
狂気と正気は誰の物差しか。
悪いのは社会で、主義も宗教も頼れないとき、本来自分が持っている「愛の総量」を…
2024/10 自宅にて
冒頭、事件が起こるまでの画面の連鎖は瞬間的にウォルシュを超えるほどの速度に達する。このロッセリーニの天才的な編集術は何度も見直さねばなるまい。
そうして息子を失った直後ベ…
このレビューはネタバレを含みます
「ヨーロッパ一九五一年」
息子の死をきっかけに貧困家庭に施しをするようになった母親の話。慈善事業もやりすぎたら第三者目線からは狂気じみているように見える。
実際、精神病院に送られてしまうのだから…
主役のイングリッド・バーグマンの言動にスピード感があり、夫や母は翻弄される中、かなりあざとい博愛主義への転換に見える(「君はアカか?」と問われるシーンもある)。ロッセリーニ自身はインタビューで「これ…
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