冬の亡霊

チェブラーシカの冬の亡霊のネタバレレビュー・内容・結末

チェブラーシカ(1969年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロシア(旧ソ連)のコマ撮り的手法のパペットアニメーション。年代別4作の短編集オムニバス。アスペクト比は4:3。
ミュージカル要素もありますが、アコーディオン主体が多めで全体的になんとなく哀愁が漂う。
のんびりなスローテンポ。

すごくかわいいわけではないけど、観ている内に段々かわいく思えてきて最終的にすごくかわいいとしか思えなくなってるような不思議な魅力がある。

かわいい。

個人的には、けばけばの薄汚れた一番最初のチェブラーシカが好き。子どもの頃ずっと一緒に遊んだ人形のような憧憬があるから。

ゲーナはお人好しの域を超えた紳士で、こういう生き方はきっと損だろうけど、少し憧れる。

ただ、古い作品なので、子ども向けにはリメイク版の方が観やすいだろう。

以下自分用まとめ

1作目 ぼっちがぼっちと協力してたら既に俺達友達になってましたばんざーい

2作目 誰かの為に何かが出来る人は他に出来ない事があっても偉い

3作目 旅行は好きな人と行くのが一番いい そして密猟者と公害は絶対に許さない

4作目 文盲なので学校へ行こうとするチェブラーシカ(行こうとするだけ)

ちなみに1・2作目でチェブラーシカが文字を読んでるシーンがあるんですが…作品毎の間が空いてるから4作目はパラレルワールドだと思って観ました。