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ウソツキは結婚のはじまりのackanen2ndのレビュー・感想・評価

ウソツキは結婚のはじまり(2011年製作の映画)
3.3
アダムサンドラー、主演の映画を見るたびにタイプじゃねぇなぁ〜ってなる。笑
でも毎回映画自体は割と好きなのよね〜

ジェニファーアニストンはいつ見ても大好き。

あとこの映画、“ニコールキッドマンの無駄遣い”みたいな感じで笑った。若かりしニコールキッドマン美しすぎ。それをあんな役で。笑


この手のラブコメで“コメディ”をちゃんと楽しめる映画だった。

でもコメディって言っても、面白おかしいことを見せつけてくるんじゃなくて、ありえなすぎる状況や、メイン2人の会話でふふってなる感じ。
コメディってオーバーすぎると冷めちゃうっていうか、見てられない感じあるから、この映画はとてもちょうど良かった。

“既婚者を装ってワンナイトを楽しみまくってた”って主人公の設定からして下ネタが多そうなイメージだけど、それほどでもなく、見やすかった。




ここからネタバレあり↓




最初パーマーについて、裏があるんじゃないかとか、絶対実は性格悪い系だよ〜って思ってたのに、そんなこと全然なくて、可愛いし良い子だし、自分の彼氏の妻や子供と接するっていう普通だったらありえない状況にも関わらず楽しんでる感じが良いし、見てるうちにだんだん好きになっていった。

だから、この映画でパーマーと主人公が結ばれる結末はないだろうなぁーと分かり切っていても、どうにかパーマーが傷つかないで終わればいいなーなんて思ってた。

最後の最後に“パーマーはインシンク好きの男と飛行機で出会い意気投合!”ってなって、すっっごい適当に考えられた感じだけど、多分製作側もパーマー良い子だからどうにか彼女にも何かいいことを起こさないと…ってなったんだろうな。笑


邦題のせいで、見なくてもどんな話かだいたい想像できるし、アダムサンドラーとジェニファーアニストンがくっつくのは分かっちゃう。笑

でもその過程が面白かったから良し◎

パーマーへの嘘の設定が劇中のキャラ達にも視聴者にも定着してきた頃に、ニコールキッドマンへの別の嘘の設定が生まれるのも、飽きさせなくて良いアイディアだった。
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